2011年 06月 29日
サンフランシスコの風景-2 |
昨日行ったトレード・テースティング。
Terry Theise 2011 German/Austrian Tasting - Golden Gate Club, Presidio, SF
Golden Gate Clubは、テースティングで何度も足を運んでいるけれど、このインポーターがここでやるのは初めて。大きな窓のメインルームではなくて、小さめのサイド・ルームで。
ゴールデン・ゲート・ブリッジの近くなので、南から行くとSFの街を通り抜けなければならず、ちょっと遠いけれど、景色が良いのでここでのテースティングは好き。Presidioの中の道も大きな木が林立していて、運転していて気分が良い。
今回は2010年のドイツとオーストリアのワインを100近く味わう。
傾向としては、2010年のドイツは、果実味は非常に凝縮して、収穫量も例年の50%に満たない造り手が多かった。そして、酸味が非常に強い。果実味と酸味のバランスが取れているものはとても美味しいが、酸味が勝っているものは、苦手な人には難しいワインかもしれない。個人的にはいいなと思った造り手がいくつかありました。
大好きなオーストリアのNikolaihof (Wachau, Austria)のワイン。中に一つブショネのワインがあって、“このワイン、Corked(ブショネ)だと思うんですけど。。”と言ったら、すぐに彼女は“ごめんなさい。味わってなかったから。”と言って味見をして、“ああ、ホント!あなたの前に十何人も味わったのに何も言ってくれなかったから。ありがとう、教えてくれて。”と、別のボトルを開けてくれました。よかった。本当にブショネで。と内心思ったけれど、他の人が何も言わない理由は、1.ブショネだと気づいていない。2.ブショネだと思っても(何か変と思っても)、自信がない。3.まあ、いいや。他に沢山味わうワインあるし。ってところでしょうか。
私はここのワインが好きなので、こんなはずはないという思いがあったんですね。
この後新しくあまり知らない造り手のもの多少味わって、会場を後にする。ちなみに97年のスーパータスカンテースティングの時に紹介したリチャードも来ていて、全部のワインを一つ残らず味わったと言っていました。すごい、それって、160ってこと。
そして、時間があったので、すぐ近くの海辺、私のお気に入りスポットへ足を延ばす。
ゴールデン・ゲートは曇りがちであまり見渡せない。
実は今日、ベイエリア全域で一日中かなりの雨が降り、6月も末に近いのに。。。と、一時激しくなった雨を唖然と見ていたのですが、サンフランシスコはこんなどんよりの日が結構あって、夏でも上着が手放せない。ちなみにベイエリアの6月の雨は、1952年以来の雨量だそうです。(と言っても、2、3日しか降っていないような気はしますが、降ったという時点で珍しいので。)
Terry Theise 2011 German/Austrian Tasting - Golden Gate Club, Presidio, SF
Golden Gate Clubは、テースティングで何度も足を運んでいるけれど、このインポーターがここでやるのは初めて。大きな窓のメインルームではなくて、小さめのサイド・ルームで。
ゴールデン・ゲート・ブリッジの近くなので、南から行くとSFの街を通り抜けなければならず、ちょっと遠いけれど、景色が良いのでここでのテースティングは好き。Presidioの中の道も大きな木が林立していて、運転していて気分が良い。
今回は2010年のドイツとオーストリアのワインを100近く味わう。
傾向としては、2010年のドイツは、果実味は非常に凝縮して、収穫量も例年の50%に満たない造り手が多かった。そして、酸味が非常に強い。果実味と酸味のバランスが取れているものはとても美味しいが、酸味が勝っているものは、苦手な人には難しいワインかもしれない。個人的にはいいなと思った造り手がいくつかありました。
大好きなオーストリアのNikolaihof (Wachau, Austria)のワイン。中に一つブショネのワインがあって、“このワイン、Corked(ブショネ)だと思うんですけど。。”と言ったら、すぐに彼女は“ごめんなさい。味わってなかったから。”と言って味見をして、“ああ、ホント!あなたの前に十何人も味わったのに何も言ってくれなかったから。ありがとう、教えてくれて。”と、別のボトルを開けてくれました。よかった。本当にブショネで。と内心思ったけれど、他の人が何も言わない理由は、1.ブショネだと気づいていない。2.ブショネだと思っても(何か変と思っても)、自信がない。3.まあ、いいや。他に沢山味わうワインあるし。ってところでしょうか。
私はここのワインが好きなので、こんなはずはないという思いがあったんですね。
この後新しくあまり知らない造り手のもの多少味わって、会場を後にする。ちなみに97年のスーパータスカンテースティングの時に紹介したリチャードも来ていて、全部のワインを一つ残らず味わったと言っていました。すごい、それって、160ってこと。
そして、時間があったので、すぐ近くの海辺、私のお気に入りスポットへ足を延ばす。
ゴールデン・ゲートは曇りがちであまり見渡せない。
実は今日、ベイエリア全域で一日中かなりの雨が降り、6月も末に近いのに。。。と、一時激しくなった雨を唖然と見ていたのですが、サンフランシスコはこんなどんよりの日が結構あって、夏でも上着が手放せない。ちなみにベイエリアの6月の雨は、1952年以来の雨量だそうです。(と言っても、2、3日しか降っていないような気はしますが、降ったという時点で珍しいので。)
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by mao_fl
| 2011-06-29 16:40
| SF Bay Area