2010年 12月 07日
イタリア旅行-プーリア Puglia-2 |
さて、Puglia プーリア2日目。この日と、翌日は始終ホテルに缶詰状態で、約30の造り手たちとのテースティング。因みに泊まったホテル、i luoghi di Pitti は、降り立ったBariの空港から約50km南南西に向かったバジリカータ州に近いAltamula アルタムーラという町に近いらしい。。なんせ地図も持たずにすべてお任せで来ているから、自分が今どこにいるのかもよくわからない。。ホテルはとんでもなく周りに何もない、景色だけはとてもきれいな場所にあり、内装や造りも凝っていて、結婚式などにピッタリみたいな雰囲気。
ただ、とても面白いと思ったのが、最初の2日間程、USからの参加者約10名が朝食や昼食、テースティング合間に会話をする度に話題になって盛り上がっていたこと。それは、このホテルの各人の部屋に関する苦情。
NYから参加した男性の部屋は、ベッドのすぐ頭の上にガラス張りのシャワーがあり、シャワーを浴びたら、ベットが水浸しになっちゃったとか(彼が部屋のど真ん中でガラス張りでシャワーを浴びてる姿を想像して、思わず笑っちゃった)。バスルームに入るガラスのドアが、実はスライドしてシャワー室のドアにもなっているのに気づかず、シャワーに入ろうとして思い切りぶち当たった(年配男性)。
切り替え式のシャワーが、上から落ちてくるのはボトボトなのに、手持ちに切り替えたら、水圧が強過ぎて使えない(2~3名)。手持ちに切り替わらない(私達)。排水溝が、平らな床に溝を設けただけの床続きなので、シャワーを浴びるたびにトイレの方まで水浸し(全員)。シャワー室に石鹸やシャンプーを置く棚がなく、使う度にしゃがんで置くか、でなければこれは、カップル用で、一人が石鹸持ちをする造りか(全員)?
洗面台がバスルームではなく、部屋の隅にポツリと置いてあり、脇に洗面道具を置く場所もない(全員)。で、毎日バスルームから結構重たいタオル掛け兼補充用トイレットペーパーの台を引っ張ってきて、掃除のおばさんに白い目で見られている(女性)。掃除のおばさんは、なぜ毎日その台をわざわざバスルームに戻して行くのか(同女性)?バスタオルが分厚過ぎて、水を吸って重くなったら、5kg位身にまとってる気分になってヘトヘト(同女性)。
バスタオルを使わず、フェイスタオルでも分厚過ぎる(私)。クローゼットの位置が高すぎて、服を変える度に、伸び上がってタイミングを計りながらうまく引っ掛けるのに苦労する(私も含めて背が低い人全員)。ベッドカバーが厚過ぎて、暑くて眠れない(半数以上)で、テラスに続くドアを開けっ放しにしたら、夜中に雨が降って、カーテンや床が水浸し(私達)。ベッドカバーは返上して、持参の薄いブランケットを使っている。。。等々。
そこまで皆が皆、何らかの欠陥(というか、実用性、効率の悪さ)に気づき、指摘するところが、イタリアとアメリカの違いを物語ってるようで、面白い。因みに日本人の私としても、これだけのスペースがあれば、どれだけ効率良く、快適に使える部屋ができるだろう。。と考えてしまう。やぱっり国民性の違いか~。。。
ここで、いろいろな考察が始まるのも面白い。単に結婚式場として造られた場所で、実際泊まる客は限られているのでは?部屋もまだあまり使われていない印象。どこかの富豪が採算度外視でデザイナーを雇って外装にはこだわったものの、実用性までは考慮しなかった。実際、全体の造りやホテル内レストランをみても、採算は取れそうに見えない。星の数はそこそこあるのに、評価には設備だけを重視して、実用性は考慮されないのだろう。。などなど。
でも、実際ホテル側に苦情を言ったのは、ベッドが水浸しになってしまった彼だけで、結構皆、話の種だけで終わらせて楽しんでもいるみたい。。3日目位には、それはそれで手順をマスターするもんで、段々快適になってきたよ。なんて会話をしてましたから。夕食後ホテルのバーに集まって、ひとしきり何らかの議論をしつつグラッパのショットを飲んでから部屋に戻るのが日課になった。面白いグループ。でも、このホテルのマネージャー親子、その他のスタッフも、夜遅くまで文句も言わずに、とても高感度高かったです。設備だけですね。ちょっと愚痴っちゃったのは。。
話題はもちろん、ワインの話がメインだったのですが、ちょっと面白かったので、ホテルの話題だけになっちゃいましたね。次回はワインの話にしま~す。
ただ、とても面白いと思ったのが、最初の2日間程、USからの参加者約10名が朝食や昼食、テースティング合間に会話をする度に話題になって盛り上がっていたこと。それは、このホテルの各人の部屋に関する苦情。
NYから参加した男性の部屋は、ベッドのすぐ頭の上にガラス張りのシャワーがあり、シャワーを浴びたら、ベットが水浸しになっちゃったとか(彼が部屋のど真ん中でガラス張りでシャワーを浴びてる姿を想像して、思わず笑っちゃった)。バスルームに入るガラスのドアが、実はスライドしてシャワー室のドアにもなっているのに気づかず、シャワーに入ろうとして思い切りぶち当たった(年配男性)。
切り替え式のシャワーが、上から落ちてくるのはボトボトなのに、手持ちに切り替えたら、水圧が強過ぎて使えない(2~3名)。手持ちに切り替わらない(私達)。排水溝が、平らな床に溝を設けただけの床続きなので、シャワーを浴びるたびにトイレの方まで水浸し(全員)。シャワー室に石鹸やシャンプーを置く棚がなく、使う度にしゃがんで置くか、でなければこれは、カップル用で、一人が石鹸持ちをする造りか(全員)?
洗面台がバスルームではなく、部屋の隅にポツリと置いてあり、脇に洗面道具を置く場所もない(全員)。で、毎日バスルームから結構重たいタオル掛け兼補充用トイレットペーパーの台を引っ張ってきて、掃除のおばさんに白い目で見られている(女性)。掃除のおばさんは、なぜ毎日その台をわざわざバスルームに戻して行くのか(同女性)?バスタオルが分厚過ぎて、水を吸って重くなったら、5kg位身にまとってる気分になってヘトヘト(同女性)。
バスタオルを使わず、フェイスタオルでも分厚過ぎる(私)。クローゼットの位置が高すぎて、服を変える度に、伸び上がってタイミングを計りながらうまく引っ掛けるのに苦労する(私も含めて背が低い人全員)。ベッドカバーが厚過ぎて、暑くて眠れない(半数以上)で、テラスに続くドアを開けっ放しにしたら、夜中に雨が降って、カーテンや床が水浸し(私達)。ベッドカバーは返上して、持参の薄いブランケットを使っている。。。等々。
そこまで皆が皆、何らかの欠陥(というか、実用性、効率の悪さ)に気づき、指摘するところが、イタリアとアメリカの違いを物語ってるようで、面白い。因みに日本人の私としても、これだけのスペースがあれば、どれだけ効率良く、快適に使える部屋ができるだろう。。と考えてしまう。やぱっり国民性の違いか~。。。
ここで、いろいろな考察が始まるのも面白い。単に結婚式場として造られた場所で、実際泊まる客は限られているのでは?部屋もまだあまり使われていない印象。どこかの富豪が採算度外視でデザイナーを雇って外装にはこだわったものの、実用性までは考慮しなかった。実際、全体の造りやホテル内レストランをみても、採算は取れそうに見えない。星の数はそこそこあるのに、評価には設備だけを重視して、実用性は考慮されないのだろう。。などなど。
でも、実際ホテル側に苦情を言ったのは、ベッドが水浸しになってしまった彼だけで、結構皆、話の種だけで終わらせて楽しんでもいるみたい。。3日目位には、それはそれで手順をマスターするもんで、段々快適になってきたよ。なんて会話をしてましたから。夕食後ホテルのバーに集まって、ひとしきり何らかの議論をしつつグラッパのショットを飲んでから部屋に戻るのが日課になった。面白いグループ。でも、このホテルのマネージャー親子、その他のスタッフも、夜遅くまで文句も言わずに、とても高感度高かったです。設備だけですね。ちょっと愚痴っちゃったのは。。
話題はもちろん、ワインの話がメインだったのですが、ちょっと面白かったので、ホテルの話題だけになっちゃいましたね。次回はワインの話にしま~す。
by mao_fl
| 2010-12-07 19:06
| Italy